膵臓がんの発症には遺伝的要因に加え、肥満や2型糖尿病などが関係する可能性が指摘されています。しかし、それらが膵臓がんの発症にどのように関わるのかは十分にはわかっていませんでした。特に、2型糖尿病が膵臓がんの原因となるのか、膵臓がんによって2型糖尿病が生じるのかを明らかにすることが課題でした。愛知医科大学、名古屋大学などの研究グループは、日本人集団を対象として、肥満や2型糖尿病と膵臓がんとの関係を調べました。その結果、2型糖尿病になりやすい遺伝的特徴を持つ人ほど、膵臓がんになりやすいことがわかりました。